膝の軟骨へのアプローチ
2009年 02月 04日
クラゲから採取したタンパク質が変形性関節症治療に有効と
東海大と理化学研が発表
東海大学医学部の外科学系整形外科学の佐藤正人准教授と、独立行政法人理化学研究所がエチゼンクラゲから採取した新規ムチン型糖タンパク質「クニウムチン」がヒアルロン酸注入治療の効果を増強させ、変形性関節症の治療に有効であることを動物実験で確認した。
今回、研究グループは間節液に存在するムチン型糖タンパク質の①摩擦軽減作用に注目し、大量生産できるムチン材料としてエチゼンクラゲやミズクラゲから抽出した新物質「クニウムチン」に着目、ヒアルロン酸と併用した場合に②軟骨の修復効果が著しく増大することを確認した。
研究班は、「今回の成果によりクニウムチンの応用の可能性が広がり、経済的、社会的に大きな意味を持つようになる。また、将来、関節炎の成分を高度に再現した人工関節液を作ることも可能になると考えられる」とコメントした。
(記事提供:医療タイムス)
この記事に関してのポイントは、
・下線①は軟骨の磨耗に対して
その磨耗のペースをより遅くすることができると考えられる。
・下線②は軟骨が修復するとあるので、
文面とおりの解釈をすれば、減った軟骨が増えるということが考えられる。
記事のポイントをそのままで解釈できるなら、変形性関節症で痛みが生じている方にとっては朗報かと思われます。
きっと臨床で扱えるようになるには、まだまだ先のこととは思いますが、
これにより一生注射をしていくことによって、
痛まない膝を確保できるという希望がわいてくる人は多いことでしょうね。
でも一生ですよ、きっと。
私はひねくれているので、こう考えてしまいます。
はたして変形(例えば膝なら)しているから痛いのか?
変形していても痛くない人はたくさんいます。
変形していなくても変形性膝関節症といわれて痛い人もたくさんいます。
すべての人に該当する話ではないですが、膝が痛い人は一度自分自身の膝と向き合うってみてはいかがでしょうか。
それと変形してくるには時間がかかります。
生活習慣の中でのクセがそれを増長させるものです。
虫歯と同じで痛くなってからでは遅い。
歯磨きを同じように毎日身体のために何かしてあげなければならない、
そう思いませんか?
東海大と理化学研が発表
東海大学医学部の外科学系整形外科学の佐藤正人准教授と、独立行政法人理化学研究所がエチゼンクラゲから採取した新規ムチン型糖タンパク質「クニウムチン」がヒアルロン酸注入治療の効果を増強させ、変形性関節症の治療に有効であることを動物実験で確認した。
今回、研究グループは間節液に存在するムチン型糖タンパク質の①摩擦軽減作用に注目し、大量生産できるムチン材料としてエチゼンクラゲやミズクラゲから抽出した新物質「クニウムチン」に着目、ヒアルロン酸と併用した場合に②軟骨の修復効果が著しく増大することを確認した。
研究班は、「今回の成果によりクニウムチンの応用の可能性が広がり、経済的、社会的に大きな意味を持つようになる。また、将来、関節炎の成分を高度に再現した人工関節液を作ることも可能になると考えられる」とコメントした。
(記事提供:医療タイムス)
この記事に関してのポイントは、
・下線①は軟骨の磨耗に対して
その磨耗のペースをより遅くすることができると考えられる。
・下線②は軟骨が修復するとあるので、
文面とおりの解釈をすれば、減った軟骨が増えるということが考えられる。
記事のポイントをそのままで解釈できるなら、変形性関節症で痛みが生じている方にとっては朗報かと思われます。
きっと臨床で扱えるようになるには、まだまだ先のこととは思いますが、
これにより一生注射をしていくことによって、
痛まない膝を確保できるという希望がわいてくる人は多いことでしょうね。
でも一生ですよ、きっと。
私はひねくれているので、こう考えてしまいます。
はたして変形(例えば膝なら)しているから痛いのか?
変形していても痛くない人はたくさんいます。
変形していなくても変形性膝関節症といわれて痛い人もたくさんいます。
すべての人に該当する話ではないですが、膝が痛い人は一度自分自身の膝と向き合うってみてはいかがでしょうか。
それと変形してくるには時間がかかります。
生活習慣の中でのクセがそれを増長させるものです。
虫歯と同じで痛くなってからでは遅い。
歯磨きを同じように毎日身体のために何かしてあげなければならない、
そう思いませんか?
by daichi_net
| 2009-02-04 18:55
| 今日の時事